【斜陽産業ウォッチ】銀行という金融総合商社が専門業者に押される

取引先の銀行の方がよく言うんですよね、「うちは斜陽産業だから

そう言われると我が社と我がボーナス的には困るわけなのですが。。。

どうせ、上半期が終わったところで営業成績が振るわなく、上司に敗因分析を求められるので先んじて調べて見ました。

 

銀行という産業は「貸出」、「送金」、「(投信など)販売」、「預金」が四大業務だそうです。

Lecture 1 銀行の主な業務 | 金融基礎講座 || 群馬銀行 新卒採用サイト

「送金」、「販売」、「預金」はインターネット銀行が押されていますが、今や銀行の本命である「貸出」も新勢力が台頭しつつあるようです。

 

「預金が必要じゃない貸出ビジネス」?

勢力の名はクラウドファンディング、個人がファンディング会社を介して企業に貸出を行うビジネスが規模を伸ばしています。

国内クラウドファンディング市場の調査を実施(2016年) | 市場調査の矢野経済 ICTユニット

従来の銀行システムでは、個人が預金して銀行がその資金を元手に貸出。銀行は預金金利という形で貸し出しに伴う利益の一部を還元する。 

 

ところが、このシステムでは預金金利に回せる金利はほとんどない。であれば、もういっそのこと預金業務を無くし、仲介に徹すればいいんじゃん、浮いたコストで投資家に還元できる金利も増えるし。

 

この徹底とした「専業化」に伴うコストカットと預金対比で「高金利」を背景にクラウドファンディングの規模は拡大しているそうです。現在は478億円(2016年度、見込み値)と全体の貸出残高(4.82兆円、日本銀行集計、2017年3月末)では微々たる存在です。しかしながら、業界大手maneoのHPを確認する限り、利回り5~8%と高金利案件に特化しているため、シェアが伸びてないとも言えます。

 

日銀の「貸出約定平均金利の推移(平成17年4月)」を見る限り、国内銀行の平均金利は0.593%(低!)。中小企業向け貸し出しが多いとみられる信用金庫でも1.986%です。なのでクラウドファンディング企業が1~2%の案件も手掛けるだけの体力と知名度を有するようになったら、、、、

 

我がボーナスがやばい!

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(貸出約定金利、2017年4月、日本銀行

貸出金利を参考までに集計してみましたが、じわじわと減ってるんですね。

こりゃもうからんわけだ。