【感想文】スウェーデンが見えてくる と仕事の効率性を高める鍵が見えてきた

仕事改革と日本のトップが言われた影響で、労働時間の削減をうるさく言われるようになりました。が、仕事の効率性を高めることは、そもそも「言われる前からやってる」わけで、現場での努力では限界があるわけですよ。

そんな時に手に取った「スウェーデンが見えてくる(森元誠二著、新評論)」を読んで、効率性を高めるには個々人じゃなくて「組織の文化」が変わらないと無理だと思いました。ちなみにスウェーデン

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(出所:OECD

という感じで、ほぼタックスヘイブンアイルランド、金融立国のスイス、資源国のノルウェーやオーストラリアに次ぐ、高い一人当たりGDPを誇っています。日本の約2割ほど高い数字です。(ルクセンブルグという金融立国&タックスヘイブンの国は除く)

一人当たりのGDP(≒稼ぎ)がなぜ日本より大きいのか?色々ありますが、一つには

超平等社会

というのが大きいと思います。本著で印象的なのは病院のエピソードで、ある日、筆者が病院の待合室で待っていると「ローヴェンさーん」と看護師さんの呼ぶ声が。「はーい」といって立ち上がった人物はなんとローヴェン首相(当時)だったとか。ようは現役首相だからと言って全く特別扱いされないそうです。これがスウェーデンの「文化」。

そこには「肩書で人を判断しない、むしろ考慮しない」という文化が徹底されている。

これはすごいことです!皆さんも思い浮かべてください。ある日、お客さんのお偉いさんとのアポが取れました。そうなると、こちらもそれなりの面子を揃えよう。そうだ!部長と副部長のスケジュールを押さえなきゃ。その前にお客さんの情報を二人に説明して。。。といっている間に1日が終わります。

そこで「いいよ、君一人で」と向こうが軽く言ってくれたら超負担が減りますよね。

こんな文化が日本に広まったら、まじで2倍くらい生産性は簡単に上がると思います。

 

以上、部長向け資料作成に追われている中間管理職のぼやきを終わります。